2009年4月27日月曜日

I'm so sick of you judging everybody that I know.

今日は「Lの世界」です。「Lの世界」にレギュラー出演している女優陣で一番有名というか大物なのはベット役のジェニファー・ビールズ(Jennifer Beals)だと思います。彼女の出世作は映画、「フラッシュダンス」。私はこの映画見ていないんですが、テーマ曲のWhat a feeling はあまりにも有名ですし、ジェニファーが最後オーディションで踊るシーンは、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)がI'm Glad という曲のPVでオマージュにしている位の作品ですよね。そういえば先日「Lの世界」に関するとある記事を読んでいたら、キャストメンバーでカラオケに行った時に、シェーン役のキャサリン・メーニッヒ(Katherine Moennig)、アリス役のレイシャ・ヘイリー(Leisha Hailey)、デイナ役のエリン・ダニエルズ(Erin Daniels)がWhat a feeling を歌い始めたらしいんです。そしたら、ジェニファーが最初は恥ずかしがっていたみたいなんですが、ペリエの瓶を持ってステージに上がって、自分で水を被って踊り始めたらしいです!!超オチャメ!!好感度ますますアップ!!

そんなジェニファーがトークショーに出演した際に、華麗なポールさばきを披露しているこちらの動画もどうぞ!こんなに綺麗にポールを降りる人、初めて見ました(笑)。





さてと、そんな「Lの世界」から今日取り上げるのは下の動画、14秒辺りのこちらの表現。





"I'm so sick of you judging everybody that I know."


シェーンとHしているところを母親のフィリス(シビル・シェパード)見つかってしまったモリー(クレメンタイン・フォード)が、フィリスと口論になっているシーンです。フィリスは自分も大学の学長だし、モリーは弁護士を目指して勉強中の学生ということで、学歴のないシェーンはモリーにはつりあわない(This is beneath you.)と言って関係を反対しています。モリーは「何それ。シェーンがプルーストを読んだ事がないから、私には釣り合わないとでも言うの?」(What, because Shane's never read Proust, she's beneath me?)って言い返してますが、フィリスには「彼女はプルーストなんて聞いたことすらないわよ」(She's never even heard of Proust.)と言われてしまいます。そこでモリーは「プルーストを聞いたことがあるかどうかなんて誰が気にするのよ!?」(Who cares if she's heard of Proust?)と言った後で今日のセリフ、I'm so sick of you judging everybody that I know. と言っています。

「be動詞 + sick of ~」で「~にうんざりする」という意味の表現になりますので、ここでは「ママが私の知り合いみんなのことを批判するのには、ほんともううんざり!」って言っている感じになります。judge って裁くとか裁判するっていう意味もありますけど、ここで使われているように判断するとか批判するみたいな意味で使われることの方がドラマの中では多いと思います。このjudge もよく聞くので、覚えておくと良いと思います!

ちなみにこのシーンで母娘を演じている、シビル・シェパードとクレメンタイン・フォードは実生活でも親子なんですよねー。

さてこのbe sick of も頻出表現なので、他の例も見てみましょう。同じく「Lの世界」から3分32秒辺り。




昨日取り上げた動画と同じなんですが、ヘレナ(レイチェル・シェリー)が以前にひどい目に合わされたディラン(アレクサンドラ・ヘディソン)と食事に行くと知ったメンバーがヘレナに「何で!?」って言っているシーン。みんなには「薬物でもやってるの!?」(Are you on crack?)とか、「マゾなの?」(You're a masochist?)(笑)とか言われちゃってるヘレナですが、こう言ってます。She told Tina I was the love of her life and now I can’t think of anything else and honestly I’m sick of trying. (彼女、ティナには私が生涯の人だって言ったし、今はもう他のことが考えられないし、正直怒るのにも疲れちゃったのよ)こっちの例のほうが、構文がシンプルですね。of っていう前置詞の後ろに来ているので、trying って形になるのがポイントですかね。

もう1つ、「Lの世界」から45秒辺りです。




アリスがバスケの有名選手がゲイであることを、インターネットで公にしたことに対して、アリスの彼女、ターシャがアリスにキレているシーンです。ターシャはゲイがご法度の軍に従事していて、ちょうど軍からゲイ疑惑をかけられているところということもあって、かなり怒ってます・・・。ターシャに責め立てられたアリスが発しているのがこちら。I am so fucking sick of you talking to me like that. (そんな言われ方するのには、ほんともう超うんざりだよ!!)F-wordが入ってますがそれはただの強調なので、セリフの構造は今日最初に取り上げたセリフと同じですよね?

最後に「ゴシップガール」からも38秒辺りです。




セリーナ(ブレイク・ライブリー)がダン(ペン・バッジェリー)に隠し事をしている為、ダンがそれをセリーナに問い詰めているシーン。ブレア(レイトン・ミースター)、ネイト(チェイス・クロフォード)、チャック(エド・ウェストウィック)などはみんなセリーナと一緒にいるのに、自分だけ何も教えてもらえないダンがいらだってます。そこでダンは、I know you're keeping something from me. And I'm sick of being the only one you don't talk to about it. (何か隠しているのはわかってるし、1人だけそれが何なのか話してもらえないのにはうんざりなんだよ!!)って言ってます。ここでもsick of、使われていますね!?

ちなみにダンはセリーナに「浮気したのか?」って責め立てて、セリーナも「した」って答えてますけど、セリーナが抱えている秘密はそんなに軽いものじゃないんだよー、ダン!!って言ってあげたいくらい。セリーナは過去にかなりやんちゃだった設定なので、その過去をダンには知られたくないんですよね。その為には浮気したって思われた方がマシ!ってくらいな感じの内容なので。と、ネタバレはここまで。

ということで、今日の表現、sick of もこのように色んなドラマで頻出ですので、是非丸ごと覚えてしまいましょう!!



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