2009年5月24日日曜日

Beyond my wildest dreams.

今日は「アグリー・ベティ」です。昨日ちょうどシーズン3のフィナーレを見ました。「アグリー・ベティ」のシーズンフィナーレはハッピーエンドだったことがないですね、ほんとに・・・。普段は結構軽めなドラマなのに、最終回だけ重くなりがちな印象。今回ももちろん笑えるシーンもあったんですけど、最後は悲しいエンディングだったなぁ・・・。視聴率が落ちていてリニューアルされるか微妙だったから、シーズン4は頑張って視聴率を取り戻さないといけないらしいです。頑張って欲しいなー。

さて、そんなシーズンフィナーレでエリック・メビウス(Eric Mabius)演じるダニエルが、アメリカのトークショー、The View に出演するシーンがありました。朝、10時とかそのくらいからやっている番組で、ホストの1人が「天使にラブソングを」とか「ゴースト」などの映画で有名なウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)。このクリップにウーピーは出ていないけど、よく見ていた番組だから「おぉっ!」と思ってしまいました。「アグリー・ベティ」も「The View」も同じABC局の番組だからこういうことが出来ますね!



さてと、そんな「アグリーベティ」から今日取り上げるのは下の動画、2分52秒辺りのこちらのセリフ。




"Beyond my wildest dreams."


ベティ(アメリカ・フェレーラ)の同僚、マーク(マイケル・ユーリ)とアマンダ(ベッキー・ニュートン)がベティが参加しているイベントを見に来ているシーン。「2人共ここで何してるの?」(What are you two doing here?)って聞いたベティに対して、アマンダは「あんたが超ひどくて恥ずかしいことするだろうと思ってね」(And we just know you're going to do something amazingly awful and embarassing.)って言ってます。そしてマークも「それが起こるのを見たいんだよね。昔みたいに」(And we wanted to see it happen! You know. For old times' sake.)って言ってます。相変わらずベティの扱いがひどい2人(笑)。

ベティは「何も起こらないわよ」(Nothing is going to happen.)って言ったけど、結局プールみたいな所にバイクで突っ込んでます。こちらも相変わらずのドジ。そしてそれを見たマークが言っているのが今日取り上げたセリフです。wildest dreams で「途方もない夢」「見果てぬ夢」って意味だし、beyond は「を越えて」って意味だから、beyond one's wildest dreams で「途方もない夢を超えた」、つまり「想像もしなかったほどにすごい」とか「期待していた以上に遥かに素晴らしい」とかそんな意味になる表現です。

このシーンでもベティがドジをすることを期待していたマークとアマンダの想像以上のドジっぷりをベティが発揮したことに対して、マークが「想像以上だわ」って言っている感じですね。このwildest dreams を使った表現はちょくちょく耳にします。ということで他の例も見てみます。「Lの世界」から1分24秒辺りです。



ティナ(ローレル・ホロマン)がプロデュース、ジェニー(ミア・カーシュナー)が原作・ディレクターをつとめていた映画のフィルムが、スタジオから盗まれるという事件が発生。ティナのボス、アーロンはジェニーがフィルムを盗んだと考えています。ティナに「ジェニーがやったっていうの?」(And you think Jenny did it?)と聞かれたアーロンが、I cannot, in my wildest dreams, imagine anyone else on the planet being that devious or insane. But Jenny Schecter? Piece of cake. って言っています。

今度は、in my wildest dreams っていう形が使われていますよね?これはthink, imagine, expect と言った動詞と共に否定表現で使われると「夢にも~ない」「決して~ない」っていう意味になる表現。だからここではアーロンが「この地球上でジェニー・シェクター以上に常軌を逸していてクレイジーな人物は決して想像出来ないんだよ。あいつには朝飯前だろ。」って言っている感じです。

もう1個、今度は「Lの世界」の最終回前に放送されたスペシャルから4分50秒辺り。



このドラマの立案者でプロデューサーでもあるアイリーン・チェイケンが最終話の撮影後に、スタッフ・キャストに向かってスピーチをしているシーン。そこで彼女が言っているのが、I never, in my wildest dreams, imagined that this could happen. です。これも上の「Lの世界」でアーロンが言ったセリフと同じ使われ方ですよね?never が前に来ているから否定ですよね?「こんなこと(レズビアンのドラマを作ることが出来て、かつそれが大成功したこと)が起こるなんて、本当に夢にも思わなかった」って感じですね。

それにしてもこのスペシャル、「Lの世界」の女優さんたちがドラマの中だけじゃなく、オフカメラでもみんな仲良さそうで素敵だなーって。このオフカメラのよい関係がそのままドラマに反映している感じなんだなーってこの番組を見て思いました。

ということで、こんな感じでわりとよく耳にする表現です。覚えておけば耳に引っかかってくると思いますし、是非ここで使い方、覚えてしまうと良いと思います!バラして覚えてもいいですけど、丸ごと使い方覚えちゃえば自分のモノに出来るかも!?


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