2009年8月2日日曜日

I hadn't given it much thought, to be honest.

「Lの世界」にベット役で出演していたジェニファー・ビールズ(Jennifer Beals)。写真を撮ることでも有名なのですが、そんな彼女のチャリティ・フォトブックが12月に発売になるらしいです。「Lの世界」のセット裏で共演女優さんたちの素顔を捕らえた写真なんかも多く掲載されるらしく、「Lの世界」ファンは必見ですね!ということでそんなジェニファーの撮った写真たちを集めたスライドショーをどうぞ。


さて今日はそんな「Lの世界」から、下の動画1分32秒辺りのこちらの表現を取り上げます。



"I hadn't given it much thought, to be honest, Nadia."


教授であるベット(ジェニファー・ビールズ)と学生のナディア(ジェシカ・キャプショー)が話をしているシーン。ナディアが肩が凝っているベットにマッサージ師を紹介しようとしたところ、ベットが「女性(マッサージ師)がいいの」(I'd prefer a woman.)と言ったので、ベットがゲイだと気づいたナディア。他の教授と彼の学生が関係を持っている話を始めてます。

ベットはビックリしてますが、ナディアは「私達、みんなオトナなんだし、大学みたいな世間から隔離された環境では、教師と生徒の間に恋愛関係が起こらない、なんて考えるのはバカげてます。」(We're all adults, Bette. I mean, in a cloistered environment like a university, it would be absurd to think that there weren't relationships between faculty and students.)って言ってます。そしてそれに対するベットの返答が今日取り上げたセリフです。

注目したいのは、to be honest の部分。これで「正直なところ」とか「正直言って」「正直に言うと」というような意味になるフレーズ。聞いたことある!って思う人も多いかもしれませんね。これもかなりよく使われる表現です。ここでは、「正直言って、それについて考えたことなかったわ、ナディア」って言う感じで使われてます。

これも色んなところでよく使われるので、今日もいくつか例を見て使い方確認してみたいと思います。まずは女優、エレン・ペイジ(Ellen Page)のインタビューから3分12秒辺りです。


主演作「ジュノ」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエレンが、毎年恒例アカデミー賞前日のバーバラ・ウォルターズのインタビューを受けている動画です。「自分がアカデミー賞を受賞するにふさわしいと思う?」(Do you think you deserve to win the Academy Awards?)と聞かれたエレンが、I don't. I really don't, to be honest with you. って答えてます。

この最後に、with you がつくパターンもよく使われますけど、意味的には to be honest だけの場合と同じです。なのでここではエレンが、「思わないわ。本当に。正直言ってね」って言っている感じです。

次はオリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde)のインタビューから、5秒辺りです。


ローリングストーン誌のHot List入りを果たしたオリヴィアがその感想を聞かれてます。「ローリングストーン誌は大好きな雑誌だから、これ以上望むべくもないわ」(Rolling Stone is my favorite magazine. I couldn't ask for better.)の後に、to be honest って言ってます。かなり早口なのでなかなか聞き取れないんですけど・・・。これも「正直言って」とかって感じですよね。

という感じでわりとみんな普通の状況で、普通に使う表現なので是非バッチリ覚えてしまって考えなくても口から飛び出てくるくらいにしてしまうとよいと思います!


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